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害虫の特徴と防除

木材の害虫(3) シバンムシ

特 長

 シバンムシは、コウチュウ目シバンムシ科に属する昆虫で、世界で2000種以上が知られ、日本には約60種が分布しています。その中には食品害虫として有名なタバコシバンムシやジンサンシバンムシもおりますが、ここでは、ケブカシバンムシなどの木材害虫を取り上げます。
 ケブカシバンムシは、体長が4〜6mm、褐色で全体が短毛で覆われ、背面には2本の不定形な帯紋がある甲虫です。木造建築物を加害する代表的な種類です。広範な樹種を加害しますが、とくに古材を好むため、古い家屋によく発生します。また神社、仏閣などでは重要な害虫となっています。成虫は6〜8月に出現し、幼虫は木材内を食害して、通常は2年以上かけて成虫になります。
 マツザイシバンムシは、体長3.0〜6.0mm、暗赤褐色で細長い円筒形の甲虫です。トドマツ、エゾマツ、カラマツなどのマツ材から発生することがあります。

防 除

 害が見られた周辺の木材表面にシロアリ用のエアゾールを吹きつけ、成虫の脱出孔のなかにピンノズル付きのエアゾールで薬剤を注入します。また、比較的小さい物品などは、ビニル袋に包んみ、中に衣類防虫剤を入れて半年〜1年間は密封状態にしておきます。
 しかし見た目以上に内部が激しく食害されていることが多いので、貴重なものでない限り、被害が出た木材は廃棄する方が無難です。
 貴重なものの場合には、専門業者に依頼して、ガス薫蒸処理をしてもらいます。

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木部用シロアリ防除剤。食害があるところに直接噴霧してシロアリを防除します。また、被害を防ぎたいところに噴霧すれば長期間予防効果が持続します。