節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 同翅亜目 Homoptera ウンカ科 Delphacidae、ヨコバイ科 Deltocephalidae
ウンカ類 Delphacidae
トビイロウンカ Nilaparvata lugens(Stål)ほか
ヨコバイ類 Cicadellidae
ツマグロヨコバイ Nephotettix cincticeps(Uhler)ほか
不快害虫、園芸害虫
トビイロウンカは体長4.5〜5mm、淡黄褐色で、前翅は半透明。
ツマグロヨコバイは体長4.5〜6mm、緑色で、前翅の先端部が黒色〜褐色。
トビイロウンカは北海道から南西諸島に分布するほか、中国大陸からも日本に多数飛来する。ツマグロヨコバイは本州以南に広く分布する。
稲の大害虫であるが、夜間の照明にも多数飛来するため、一般の家屋でも不快となる。
ウンカ類、ヨコバイ類の多くは草地などに生息している。トビイロウンカは主に稲から発生し、特に9月下旬に多くなり、時に異常飛来することもある。
ツマグロヨコバイはイネ科雑草および水田から発生し、夏〜秋に光に多く飛来する。
ウンカ(トビイロウンカ)