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害虫の種別の説明

節足動物門 昆虫綱 ハチ目 アリガタバチ科 Bethylidae

クロアリガタバチ Sclerodermus nipponicus YUASA
(ノコギリヒラタアリガタバチ Cephalonomia tarsalis (Ashmead))
(キアシアリガタバチ Laelius microneurus (Kieffer))

害虫のカテゴリ

刺咬害虫、混入異物

形 態

 体長約2.5mm、黒色。一見アリにそっくりだが、腰のくびれ部分に節がなく、触角の形が異なることから区別 できる。幼虫は体長約4mmに達し、乳白色。蛹は体長約1.2mmで、乳白色〜淡褐色。

分 布

 日本特産種で、本州、四国、九州に分布する。
(ノコギリヒラタアリガタバチ 、キアシアリガタバチは各地に記録があるが、国内における分布の詳細は不明である)

被 害

 人を刺す。刺された部分はアレルギー反応により、腫れと痒みを生じる。

生 態

クシヒゲシバンムシ、マツザイシバンムシ、ケブカシバンムシ、チビタケナガシンクイ、タケトラカミキリ、ヒメスギカミキリなどの幼虫に寄生して羽化する。年1世代の発生で、6〜7月に多く出現する。
(ノコギリヒラタアリガタバチはノコギリヒラタムシの幼虫に 、キアシアリガタバチはヒメマルカツオブシムシの幼虫に寄生する。)

防 除

詳しい防除方法は群のページをご覧ください。

クロアリガタバチ

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