節足動物門 昆虫綱 チョウ目 イラガ科 Limacodidae
イラガ Monema flavesoens WALKER
アオイラガ Parasa consocia (WALKER)
ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida (CRAMER)
クロシタアオイラガ Parasa sinica (MOORE) ほか
有毒害虫、園芸害虫
幼虫は太くて短い、ナマコのような体型を持つ。黄緑色の体色で褐色や青色の線紋があり、全身に棘が生えたいぼがある。最も普通のイラガ幼虫は体長24mm、成虫は体長16〜18mm。
イラガ科に属するガは国内で約20種生息する。その中の数種、イラガやアオイラガ、ヒロヘリアオイラガ等が市街地でも発生する。特にイラガは一般家庭の庭でも普通に見られる。
幼虫の辣に触れると感電したような衝撃的な痛みを感じ、続いて患部が赤く腫れる。しかし、その後はドクガのように痛みは長く続かず、数日で治まることが多い。
柿の木などによく発生し、うっかり触れて電気刺激のような激しい痛みを感じ、この虫の存在に気づくことがよくあります。