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害虫の種別の説明

節足動物門 蛛形綱 真正クモ目 ハエトリグモ科Salticidae

ハエトリグモ類 Salticidae

主な種類

チャスジハエトリ Plexippus paykulli (Audouin)
アダンソンハエトリ Hasarius adansoni(Audouin) ほか

害虫のカテゴリ

不快害虫、混入異物

形 態

 ハエトリグモの仲間は単眼がきわめて大きく,体に比較して歩脚が太い。チャスジハエトリは成体の体長は10mm内外。体は黒色で,腹部から頭胸部まで体の中央に不規則な1本の白条が通っている。

分 布

 ハエトリグモの仲間は日本全国に分布。

被 害

 毒はないが、その姿や素早い動きによって不快感を与える。

生 態

 イエバエなどの小昆虫に飛び掛って捕食する。網を張らない徘徊性のクモであるが、ハエを襲う時には、糸を固定して引きながらジャンプし、また高所からの降下時も常に糸を引いている。屋内に周年生息し、冬でも出現する。
 チャスジハエトリの成体は5〜8月に出現し,おもに幼体〜亜成体で越冬する。生活史の詳細は不明であるが、1年に1世代を経過すると推定されている。

防 除

詳しい防除方法は群のページをご覧ください。