脊椎動物門 鳥綱 スズメ目 カラス科
糞害、騒音被害
ハシブトガラスは体長約56cm、体重約670gでハシボソガラスが体長約50cm、体重約560g、となっており、ハシブトガラスに比べハシボソガラスがやや小振りでくちばしが細くなっている。
両種とも全身が黒く、外見は酷似している。また、鳥類の中でも特に学習能力が高い。
2種とも日本全国に分布し、ハシブトガラスは都市部に、ハシボソガラスは農村部に生息しています。
雑食な上に貪食であるため、農作物、漁獲物を食い荒らすだけでなく、生ゴミをあさり、町を汚す原因となっている。3月から7月にかけての繁殖期には巣の近くを通る人を襲う事がある。
繁殖は一夫一婦性で3月から7月に繁殖期を向かえ、この時期はなわばり意識を強く持ち、人がなわばりに侵入すると攻撃されることもある。一度の産卵で3〜6個の卵を産み、繁殖期が終わると大集団でねぐらを作る。雑食性で、小動物、肉類、穀類など何でも餌にするがハシブトガラスは肉類、ハシボソガラスは植物類を好む傾向がある。