脊椎動物門 哺乳綱 ネコ目ネコ科
有害鳥獣類 その他
聴覚が鋭く、弱い光も感知する目を持ち、夜間行動も得意としている。また、後脚が発達しており、木登りを得意としている。古くはネズミ駆除を目的として飼われていたが、現在は愛玩用として、毛色が異なる多くの品種が存在する。
日本全国に分布。
排泄物の臭気問題や飼い猫に寄生虫を感染させる恐れがある。しかし、元々愛玩動物である野良ネコをかわいがる人もおり、餌まきをめぐって近隣住民のトラブルの元となることがある。また、沖縄や小笠原では野生化した野良猫が希少動物を捕食し、生態系を崩すといった問題も起きている。
野山で生活せず、都市部や住宅街を徘徊しながら餌を探し生活する。最近では野良猫が生活する地域の住民が猫に避妊手術や去勢手術を施し、個体数が一定以上増えないようにしたうえで、給餌を行う「地域猫」といった考え方も出てきている。