脊椎動物門 哺乳綱 モグラ目モグラ科
有害鳥獣類 その他
地中生活に適応し前枝がスコップ状になっており、耳介がなく、尾も短い。体毛はきわめて柔らかく、地中での方向転換や後ずさりが容易である。体色は褐色であるが地域差も大きい。コウベモグラは体長125〜185mm、体重48.5〜175g、アズマモグラは体長121〜159mm、体重48〜127gほどである。
コウベモグラは本州の中部(静岡・長野・石川)以南、四国、九州。
アズマモグラは本州の中部以北に多く、一部はコウベモグラと重なる。
ゴルフ場、芝生、造園などに土盛(モグラ塚)を作る。
低地の草原や農耕地など湿潤で土壌の深い平野部が最も生息密度が高い。昆虫やミミズ類を主に捕食する。通常春に一回繁殖し、2〜6匹の仔を生む。寿命は約3年。