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害虫の種別の説明

脊椎動物門 鳥綱 ハト目 ハト科

ドバト(カワラバト) Columba livia

害虫のカテゴリ

有害鳥獣類 その他

形 態

 伝書鳩やレース鳩、ペットとして改良されたカワラバトが、野生化したしたもの。羽色は白色、黒色、茶色など様々な種類が見られ、特にカワラバトに良く似た首の部分が金属調の緑色や紫色をしたものが多い。翼長は約222mm、体重は約314g。

分 布

 日本全国に分布し、駅やビル、神社や公園などで集団で見られる。

被 害

 ハトの出す糞による被害は建築物の美観を損ねるだけでなく、金属類の腐食を促進させる。また、様々な病原体を保有し、サルモネラ症、クリプトコッカス症、アスペルギルス症やアレルギーの原因となる。

生 態

 営巣は建築物の外壁がテラス状となっていて、雨のかからない場所に粗末な巣材を積み上げて行う。 通常30〜50羽くらいの群を作り、集団で行動する。繁殖は年7〜8回行われ、1回に2〜4個の卵を産む。雛は生まれて半年ほどで生殖期に入る。また、繁殖をしていない個体は通常数十羽の群で行動し、きまったねぐらと採餌場所、休息場所を動き回る。餌は植物質がほとんどで、くちばしでついばみやすい種子や果実を好む。寿命は平均3〜5年程度(飼育下では10年)。

防 除

詳しい防除方法は群のページをご覧ください。

ドバト

この害虫が属する群
この害虫のグループ
  • ドバト(カワラバト) Columba livia